水道水は沸騰何分くらいで塩素が飛ぶの?トリハロメタンって何?


水道水、そのまま飲めますか?
水道水は塩素で消毒をしています。
そのまま飲むのはなんとなく抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。
水道水の消毒には塩素が使われますが、塩素には危険はないのでしょうか?
塩素は水道水を沸騰させるとなくなるって本当?では何分くらい沸騰させるとなくなるのでしょう。


また、水道水に含まれる、トリハロメタンってご存知ですか?
トリハロメタン、聞いたことはあるけど実際にはどんなものか、知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回は『水道水は沸騰何分くらいで塩素が飛ぶの?トリハロメタンって何?』と題して、水道水に含まれるトリハロメタンとはなんなのか?水道水は本当に沸騰させるといいのか?沸騰何分くらいで塩素が飛ぶのか?調べてみました。

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水道水の消毒に使われる塩素とは?

水道水の消毒には塩素が使われていることは周知の事実です。
塩素には強い殺菌効果があり、病原微生物(大腸菌O157等)の殺菌やニオイ取りなどに、なくてはならないものです。
しかし塩素と言われて思い浮かぶのは、プールの消毒や俗に言うハイター、つまり漂白剤ですね。
そんなものが入っていて果たして人体に影響はないのでしょうか?

日本の水道水は、水道法によって厳しい安全基準が設けられており、水道水に含まれる塩素自体には人体に悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、水道水を塩素で消毒することにより、水道水の中にある物質が作られてしまいます。
それが「トリハロメタン」なのです。

トリハロメタンって何?

トリハロメタンとは、塩素消毒をしている水道水が天然に存在する有機物(フミン質)と反応して生成される消毒副生物質のことで、一般的には水道水のみに見られます。

このトリハロメタンには、発がん性があると言われています。

そう言われると怖いと思いますが、実際は、浄水場の浄水処理過程でフミン質などの有機物を可能な限り除去しており、塩素濃度を抑えています。
そのため、トリハロメタンの濃度は極めて低いレベルであるということです。

日本の水道水の安全基準は、水道法により非常に厳しい基準が設けられており、その安全性は市販されているペットボトルのミネラルウォーターより上だと言われています。

とは言え、ごく微量と言っても発がん性物質が含まれていると言われては安心して水道水を飲めない!という方もいると思います。
また、水道水に残った塩素が気になるという人も、家庭で簡単に塩素もトリハロメタンもまとめて除去出来る方法があるのです!

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水道水は10分以上煮沸せよ

簡単に塩素とトリハロメタンを除去する方法…それは、煮沸です。
水道水を沸騰させればいいのです。
塩素もトリハロメタンも揮発性が高いので、煮沸することにより除去出来ます。
ただし、短時間の煮沸および沸騰直後はかえってトリハロメタンを増加させるので注意してください。

トリハロメタンは、3分以上の煮沸で半減、10分以上の煮沸でほぼ消滅することが分かっています。
10分以上沸騰させることにより、トリハロメタンも消滅するうえに、水道水に残った塩素臭(カルキ臭)も除去することが出来ます。

まとめ

日本の水道水の安全基準は非常に厳しく設けられており、水道水に残った塩素もトリハロメタンも、人体に悪影響を及ぼす危険性はほぼないと言われています。

しかし、赤ちゃんや妊娠中のお母さん、アトピー性皮膚炎がある方などは、たとえごく微量の塩素やトリハロメタンであっても、気をつけるに越したことはありません。

水道水をそのまま使うより、10分以上しっかり沸騰させてから使うほうが、塩素もトリハロメタンも除去出来るため、より安心ですね。

ただし、10分以上沸騰させてから冷ました水は、塩素による殺菌効果がなくなって傷みやすくなっていますので、その日のうちに使い切るようにしてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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記事公開日:2016年8月22日
最終更新日:2016年8月23日

カテゴリー:健康 食事

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