★製作と制作の違いとは?どう使い分けるの?


「製作」と「制作」。

この違い、わかりますか?

どちらも何かを作るという意味ですが、一体どのように使い分けたらよいのでしょうか?

よく使う言葉で、意味も似ているので漢字などの使い分けが難しい言葉ですよね。

ふとした時にどっちを使ったらよいのか迷います。

製作と制作の意味の違いをきちんと確認し、使い方で迷わないように使い分けたいところ。

そんな気になる製作と制作の違いや使い分けについてクローズアップ!

今回は『製作と制作の違いとは?どう使い分けるの?』についてご紹介します。

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製作と制作の意味の違いは?

制作と製作は、どちらも作るという感じが入ってますので、何をつくる時に使うものでしょうか?

  • 製作の意味

    「製作」は、作るといったの中でも「製」の漢字で『こしらえる』という意味をもちます。

    「製品」「製造」などで「製」が、使われていることからもわかるように物が主体ですので、「製作」は、機械や器具、道具など使って、「つくる・こしらえる」ことを指すことが多いです。

    「製作」は、工業製品や精密機械、器具などをつくるといった、いわゆる「メーカー」で、ものづくりをするといったイメージで、実用的なものを作る時に使います。

  • 制作の意味

    「制作」の意味は作るといった中でも、「制」という漢字によって『整える』という意味をもちます。

    「制度」、「制定」などに使われているように「製作」と違って、ものではなく、業務そのものを整えてつくるといった意味が強いです。

    芸術作品や映画・演劇・放送番組などをつくるという時に使います。

制作と製作の使い分けは?

  • 製作

    ・家具を製作する。

    ・プラモデルを製作する。

    ・新しい機械を製作する。

    「製作」は、「制作」にくらべて『こしらえられる、物が主体なこと』の意味からすると、量産可能である、機械的な感じがするものに使います。

  • 制作

    ・工芸品を制作する。

    ・彫刻を制作する。

    ・政令を制作する。

    「制作」は、「製作」にくらべて、『自ら整えるといった意味』から、創作関連のものに使うということが多いです。

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    テレビ・映画業界での製作と制作は?

    テレビ・映画業界での製作と制作の使い分けは、少し難しいです。

    映画業界における「せいさく」は、芸術作品か実用品(製品)かという意味では使い分けられません。

    映画作りの工程に着目しており、「制作」は映画作りの一部分(作品そのものを作る人)、「製作」は映画作りの全行程(協力者を含むすべての人)として使い分けられています。

    そのため、テレビ・映画業界でのつくるは、両方使います。

  • 制作

    作品を作る上での映画の創作での実作業

  • 製作

    映画作品の企画や立案、スタッフ、キャストの人選、資金調達や出資、宣伝などのこと全般

    小学校と中学・高校の製作と制作の使い方

    教育業界における「せいさく」は、芸術作品か実用品かという意味で使い分けられますが、平成元年度に学習指導要領が改訂されて以降、制作と製作が明確に使い分けられるようになりました。

    戦後は、小学校と中学校は図画工作、高校は図画という科目だったため、文部科学省が告示する学習指導要領では、「製作」が使われていました。

    昭和の途中で学習指導要領が改訂されて、中学校の図画工作と高校の図画はそれぞれ美術と技術に分かれましたが、制作と製作の意味の解釈が問題となり、昭和の間は「製作」のままでした。

  • 小学校

    「製作」 図画工作、家庭科

  • 中学校

    「製作」 技術・家庭科

    「制作」 美術、技術・家庭科

  • 高校

    「製作」 家庭科、農業、工業、水産

    「制作」 芸術、工業、商業、情報

    小学校では、絵を描いたり物を作ったり幅広く活動していることから、「製作」のみが使われていますが、中学校と高校では、芸術やデザインに関わる場合は「制作」、ものづくりに関わる場合は「製作」として使い分けられています。

    まとめ

    今回は、製作と制作の違いや使い分けなどついてご紹介しました。

    製作と制作の使い分けは、少し難しいですが、いざという時に迷わないように、意味をきちんと抑えておきましょう。

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    テレビや映画業界は一般的な意味とは異なりますので、注意が必要です。

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記事公開日:2018年1月31日

カテゴリー:日常

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