「承知しました」と「承知いたしました」って類語?上司への使い方はどっちが正しいの?


敬語・・・難しいですよね。
使い方を間違えると、上司など目上の人に対して実は失礼な場合があったり、恥ずかしい思いをすることがあります。

上司に何かを指示されたりしたときの返答として、『承知しました』というのはよく使うワードですよね。上司への返答に『承知しました』と『承知いたしました』と類語があります。どう使い方に違いはあるのでしょうか?2つは類語であり、どちらでもいいのでしょうか?

この類語の『承知いたしました』は使い方としては、丁寧にとれます。どのような時に『承知いたしました』と使うとよいでしょうか。

ビジネスシーンでよく使う『承知しました』。これを読んで、類語である『承知しました』と『承知いたしました』の上司への正しい使い方をマスターしましょう!

では今回は『「承知しました」と「承知いたしました」って類語?上司への使い方はどっちが正しいの?』としてまとめてみました。

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『承知しました』『承知いたしました』は類語?

類語とは、言葉は違うが意味が似ている言葉のことを言います。

『承知しました』と『承知いたしました』は類語ではありません。2つの言葉の違いはまた、後ほど詳しくお伝えしていきます。

『承知しました』とは、【相手の命令や要望を把握し受け入れた様】という意味です。

意味が似ている言葉は、わかりました了解しましたかしこまりました御意などがあり、これらが『承知しました』の類語です。

『承知しました』と『承知いたしました』は何が違うの?

敬語には、大きくわけて3つの種類があります(細かく分けると5つ)。
尊敬語・謙譲語・丁寧語です。
それぞれの使い分けを確認していきます。

【尊敬語】
目上の人に使う言葉。相手をたてるときに使う。目上の人の行動を敬語にする。
《例:言う→おっしゃる   食べる→めしあがる》

【謙譲語】
自分をへりくだるときに使う言葉。自らへりくだることで、相手をたてる意味がある。自分行動を敬語にする。
《例:言う→申しあげる     食べる→いただく》

【丁寧語】
聞き手に対して丁寧に話すときに使う言葉。語尾に「です」「ます」「ございます」をつける。相手、内容は問わない。
《例:言う→申します   食べる→食べます》

『承知しました』の場合、誰が承知したのか?を考えると、自分です
なので、尊敬語ではありません

『承知』という単語に、『しました』という丁寧語がつきますので、これは丁寧に話している、ということになります。一方、『承知いたしました』は、やはり自分が承知しているので尊敬語ではありません。『いたしました』というのは、へりくだった言い方になるので、謙譲語となります

「部長が承知いたしました。」などは間違った使い方であり、失礼に当たりますので、お気をつけください。相手が承諾した場合は「ご理解いただく、おわかりになる」などの尊敬語を使います

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どっちを使えばいいの?

上司に対して使う場合ですが、どちらとも尊敬語ですので、これはどちらでいいです。
ただ、『承知しました』は丁寧に言っているだけなので、相手によっては軽く聞こえてしまう場合もあります。

身近で気心の知れた仲の良い上司ならいいかもしれませんが、かなり目上の上司の場合や、特に失礼があってはならない上司には、謙譲語である『承知いたしました』を使用して相手をたてる方が無難です。

言葉は丁寧であればあるほど、相手は悪い気はしませんよね。しかし、職場の雰囲気や上司の性格的に、堅苦しいのが合わないこともあります。初めは『承知いたしました』を使って、職場の空気や上司の性格などを見て、どちらを使うか変えてもいいかもしれません

最後に

学生時代に習った尊敬語ですが、完璧に使いこなせる日本人はそう多くはありません。
だからこそ、きちんと使って周りに差をつけることができると思います。
これを機に、ぜひお勉強してみてはいかがですか?

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敬語変換表
知っておきたい!よく使う敬語変換表【尊敬語・謙譲語・丁寧語】

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記事公開日:2016年10月7日

カテゴリー:ビジネス 日常

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